パラグライダーフライトログ - 上げ上げ 降ろされへんやん

上げ上げ 降ろされへんやん

カテゴリ : 
紀ノ川
執筆 : 
osaru 2009-9-26 23:30
北東強い!20090926雲の動き20090926天気図
降ろしたい~のに降ろせない
なんて経験、飛んでりゃ誰でもあると思うけど、まさに今日がそれ
予報としては、北の風晴れ(午前中雲が広がる)ってことで、天気図を見ても強くなりさえしなければ飛べるコンディション。

午前10時、現地到着。思ってた以上に東の成分つよ!テイクオフに上がってみると、東は絡んでるけど、北になりつつある。で、風向きの変わり目、かなりガッチャガッチャ、しかも予想がつかないくらい不定期に強くなったり少し弱くなったり。。。

=1本目=
北東の風3~5m時々6m以上で不安定。クロスで立ち上げ。テイクオフ後すぐに東からの突風が入りグライダーを安定させるのに高度ロスが多かった。

北東の風3mくらいで強め。偏流で流しながら高度処理。最後に北東方向に向けてランディング。強めだったので、ターゲット近くで高度処理をしたのだが、少しロング。

テイクオフ前の東尾根が切れるくらいのところまで前に出してから東斜面でリッジ。テイクオフ後に高度ロスしていたので、リッジで少しずつ高度を稼ぐ。トップアウトしたくらいで少し東に向かって走る。かなり北成分があったのかリッジがとりやすい状態。他機は私より100mくらい高いところでリッジ。(とくにゴルフ場のレストハウス付近が上がるポイントらしくみんな集まっていた)

強めの風だったので、斜面よりかなりはなしていたので高度が下がればすぐに戻る準備をしながら、少しずつ小さなリフトで稼ぎながら東への距離をのばす。3往復目くらいでゴルフ場のあたりまで到達。この時点で高度420くらい。で、もう一度テイクオフ近くまで戻してテイクオフ前の東尾根のリフトで揚げなおしてもう一度東へ。

そのまま龍門の東尾根近くに到達。この時点で450m強。村井さんから戻れないかもしれないから龍門に張り付いてあげてから戻ってくるように無線が入る。先に龍門につけていた川野さんにリフトのポイントを教えてもらいながら高度を上げる。まずは、東尾根のシンクを越えた北斜面の畑でリフト。そこで上げてから龍門北斜面で8字を描くように上げてくるように教えてもらい、650mまで上がったのでそのままUターンしてランディングへ向かうことにする。(村井さんからせっかく上げたのに、龍門でもう少し粘ったら?と無線が入るが、もともとタッチアンドゴーで行っただけなので十分です。)

戻りも弱いリフトを拾いながら行ったのであまり高度ロスせずテイクオフ前までもどる。みんな東の方に走っており、テイクオフ前は2機ほど斜面近くにいただけなので、少し西側に流してすぐに戻してランディングに向かうつもりにしていたのが、ビニールハウスのリフトにきれいにはまっていっきに100mゲイン。斜面に近づくとリフトであげられてしまうので前に出して高度を徐々に下げる。

=2本目=
北東の風4mほぼ安定しているが強め。出さえすれば前はそれほど荒れていないという情報だったので、一番最後にセッティング。風はあまり変わらない状態で強めだったが、突風が入ることもなく立ち上げて安定させて少しリリースして斜面を降りながら少し押さえてテイクオフ。イメージ通りだったんだけど、思っていた以上に高度ロス。なんでだろ?

南東の風1m。日が暮れていたので、とにかく地面に降りることだけに集中。出来るだけ直線距離をとってランディング。

ぶっ飛び組と上げ組と2手に分かれていたので、リッジで頑張った人だけが上げて龍門に行ける状態と判断。1本目でよく飛んだのであまり無理せず少しリッジをとってみてあまり上がらなければそのまま前に出してぶっ飛ぶ予定だった。東尾根で少しリッジをとってみるが、少~しガチャガチャした感じがあるのとあまり上がらないのと、他機が集中してくるのとで、前に出してランディングに向かう。


ビニールハウスを超えて川の手前まで来た瞬間に強烈なリフト。前に向けているだけでそのままトップアウト。300m超えた時点でまずいと思って、風上(北東方向)に向けて高度を下げるつもりが、行くところ行くところ全てリフト。5時の時報が入ったので日没まで1時間を切っている。

頑張って高度下げて戻して30分くらいまでにランディング出来るように下げられるところを考えながら動くが西へ向けてもリフトで上がる。斜面に戻るかどうするか悩んだけど、すでに500m超えているのと上空かなり強めで前に出にくい感じだったので、逆に沖出ししてパナソニックに向かう。

フルアクセルで少し翼端を折りながら徐々に高度を下げて400mを切ったくらいでUターン。ランディングに向かうとまたリフトであっさり700m超え。龍門につけているグループとほぼ同じ高さになってしまった。何度か沖出しを繰り返すが翼端を折ってフルアクセルでも上がってしまう状況。ランディングの風南南東で3mかなりしっかり入っているとのこと。

この時点で、他機も降ろしにくい状況になっていることに気がついて高度処理を始めるが、どの機体も翼端折っても上げられている状態だった。日が暮れるとともに上昇成分が弱まることを期待したが全く状況が変わらない。村井さんからの指示で暗くなってからのランディングも頭に入れて、とにかく降ろすための処理を続ける。

どの機体も翼端のラインをもっと引き込むか、ラインを2本引き込んでもっと翼を小さくするように指示が入る。私の場合、フルアクセルで60%くらいまで翼を小さくしてようやく上昇がとまった。その状態で斜面に戻って360°旋回の指示。体重移動のみなので、風上に向かう瞬間戻されそうになるがしっかりと体重入れて高度処理。

バリオのシンク音が心地よく聞こえる。200mを切った時点で空気が生暖かく南風特有の肥料のニオイが・・・

降ろすことの難しさを実感。スパイラル、Bストール、フルストールといろいろと頭をよぎったが、誘導なしで行う自信なし。あたりは薄暗くなっているし、村井さんは4機を見ている状態だったので、やるなら自身の判断で行うしかないと思い、使いなれている翼端折とフルアクセルで降下するのを待つしかなかった。300mくらいで空気が逆転していて、上層が北東、地表は南東という状態だった。

飛びとしてはよかったかもしれへんけど、降ろしたいのに降ろせないってのはやっぱり超こわ!
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